2025年度歴代宗家墓所清掃に参加

土佐直伝英信流では、毎年欠かさず11月に歴代宗家の墓参を最も大切なイベントとして行っております。

東京支部からは、支部長の杉浦と銀座道場長の鶴口の二人が参加しました。

早朝、筆山麓に集まった剣士達は、それぞれ六チームに分かれて手分けして山を登り、墓所清掃を行なっています。

今回私は、第十一代大黒元右衛門清勝先生のお墓と、第十三代山川久蔵幸雅先生のお墓を担当させていただきました。

山の中に点在する墓所は、道順をなかなか覚えるのが大変で、GPSであっても細かな獣道は分かりづらく課題です。

墓前にお供えをし手をあわせ、業を伝えていただいた事に感謝します。

墓参前日の夜は合同稽古があり、我々外様の剣士達にはまたと無い機会です。

苦手な業や前回出された課題となっている部分をご宗家や範士の先生方に見ていただき、新しく課題をいただいて帰ります。

今回もなかなかの収穫と発見のある会となりました。

土佐直伝英信流東京支部

土佐藩に伝わり、歴代宗家により脈々と継承されている、居合術の流派「土佐直伝英信流」 東京支部は、東京都内と埼玉県(新座市)に道場を置く居合道グループです。 土佐を出る事なく、大切に守られてきた古流居合術「土佐直伝英信流」。 東京支部は、土佐以外に初めて作られた支部であり、とても歴史があります。 右上のメニューより、詳細と東京支部の成り立ちをご覧ください。