東京支部合同稽古を開催しました

前日の雨による湿気で、蒸し蒸しする5月18日の日曜日。銀座道場とひばりヶ丘道場の剣士が集まる合同稽古会をひばりヶ丘道場で開催しました。

正座の業を10本(介錯を除いた)を、先生の号令に合わせて抜く、「総抜き」から始まります。

先生が一つ手を打ち、その音を仮想敵の放つ気ととらえ、仮想敵の動作に応じて抜いていくわけです。ですので、仮想敵の想定は、居合においては絶対です。しかしこれが実に難しいのです。


総抜きの後は、各々が自分の好きな業を自由に稽古します。

先生方は、一人ずつの業を見て周り、適切なタイミングでヒントを教えていきます。

居合の難しいところは、多くを言っても聞く側の頭には入りません。適切な一言が、稽古を続けるうちに浸透していきます。

そして、今までできなかった事が突然できるようになる。これも居合の面白さですね。


今回は、仕事の都合で来られなかった剣士も沢山おられますので、合同稽古会は定期的に企画しておこなっていきたいと思っています。

尚、合同稽古会の時でも見学や体験はできますので、お気軽にご連絡ください。

土佐直伝英信流東京支部

土佐藩に伝わり、歴代宗家により脈々と継承されている、居合術の流派「土佐直伝英信流」 東京支部は、東京都内と埼玉県(新座市)に道場を置く居合道グループです。 土佐を出る事なく、大切に守られてきた古流居合術「土佐直伝英信流」。 東京支部は、土佐以外に初めて作られた支部であり、とても歴史があります。 右上のメニューより、詳細と東京支部の成り立ちをご覧ください。