銀座道場正座之部講習会
当流の居合には、正座之部から始まり、立膝之部、奥居合立膝之部、奥居合立業之部などがありますが、本日の稽古では、正座之部11本の後半の業「附込」(つけこみ)から、「真向」(まっこう)までの講習会を行いました。
正座之部とは、別名「大森流」とも言われています。
元々英信流には存在しなかった業ですが、土佐に英信流を伝えた九代宗家、林六太夫先生が神陰一刀流を開いた大森六郎左衛門先生の門人であった事が起因して当流に加えられたものです。
正座という不利な体勢から業を繰り出す。一見皆さん簡単そうにやっていますが、実は刀法の基礎が詰め込まれた奥の深い業であり、何年やっても納得のいく刀法になりません。
日々鍛錬。これにつきますね。
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